2006/01/28

「上毛かるた」がナショジオに紹介されてるぞ

今日届いた National Geographic (日本版) 2006年2月号に、郷土の文化・群馬名物「上毛かるた」と題した記事がある。これによると、歴史や地理の教育が禁止されていたGHQ占領下の1947年に、子供たちに学んでもらおうという意図で発行されたとのこと。熱いですね、すばらしい。郷土かるたの草分けなんだそうだ。

どこでもこういうものはあるんだと思っていたが、今すんでいる川崎には去年の2月までなかったらしい。(先日入手した「かわさきかるた」は2005年2月発行)

群馬県北部山沿い出身の私も子供のころやりましたよ。いまでも実家にありますね。私が持っている「ち」は180万ですが、現行版は200万なんですね。この書き方、群馬県人じゃないとなんのことか???でしょう。「(ち)力あわせる百八十萬」人口のことです。子供のころ、友達の家で170万表記を見て「おおーー」と思ったことがあります。初版は上記記事によると160万だったそうです。

記事にもあるとおり、正月は「上毛かるた」ですよ。百人一首じゃなくてね。県大会まである。私も小3くらいのときに市の予選に行きましたね。沼田公園の入り口手前左にある、古い木造の(あれは何だったんだろうか?)大きい建物で開催。えらい広い畳敷きの空間に、たぶん数十組が同時対戦する形式で、読み札の読み声がマイク→スピーカ越しに拡声されて・・・。
あっさり負けたことと、すごく寒かったことが非常に思い出に残っとります。

上記記事冒頭に書いてありますが、もしそばに群馬県人がいたら「上毛かるたで"ね"と言えば何?」と聞いてみて、その応答で群馬県人度判定なんて、ちょっとした遊びですね。

なんか群馬の保守度を感じました。
# 記事を読んで、熱くなってしまった。