2005/04/19

子供の自転車選び

息子はもうすぐ3歳3ヶ月になる。

三輪車はもっていて家の中で乗り回しているが、自転車はまだ持っていなかった。去年の秋くらいからそろそろ自転車をと思ってはいたが、寒くなる季節だったので春になったら考えようと保留していた。そして、3月になった。

自宅そばの公園で息子と遊んでいたら、息子の保育園の友達が自転車に乗ってそのお父さんに押されてやってきた。きかんしゃトーマスである。息子はさっと駆け寄り興味津々である。そのとき春になったら自転車を買おうと思っていたことを思い出した。

近場のホームセンターに行ってみた。しかし、(私にとって)これは!というものがない。そしてキャラクターものが多い。息子は先の友達と同じ型のものをみつけて興味を示している。が、深みにはまらない(息子がその自転車に心を決めてしまわない)うちに撤収することにする。別の店に行ってもおなじような状況。

ネットで調査、私にとってぐっとくるもの発見。補助輪なしで乗るトレーニングのために、ドライブユニット(ペダルとチェーン部)がごっそりはずせるという機能もあるらしい。しかし写真を見る限り補助輪がない。 あるネットショップに問い合わせるがレスポンスが悪い。2度目の問い合わせでやっと回答メールをもらったが、質問に十分答えていない。いまひとつ信頼できないので、別のネットショップに問い合わせる。こちらもレスポンスが悪く、2度の問い合わせにも音沙汰なしだった。そのくせ一度問い合わせメールを送ったら、ショップのメールマガジンは送ってよこす(自動配信だからだろうが)。非常に気分がわるい。

そうこうしているうちに3週間ほど経ってしまった。

妻に早く決めろと言い渡され、しぶしぶ行ける範囲の自転車屋に行く。選ぼうとしたが、息子自身がこれでいいと言わない。 そのことを妻に報告したら、子供の意見は不確定だから振り回されるなと。
じゃー俺が買いたいの買うよ、と、独り決めをする。

といういことで、ネットでぐっときた自転車を最初に問い合わせを送ったショップで注文する。注文時に補助輪をつけてくれと頼んだが、補助輪は構造上つけられないと回答された。が、1)補助輪は後輪の軸につけるだけだから、著しくその軸が短くなければつくだろう、という推測と、2)それでもつかなかったら、金属加工でもなんでもしてつけよう、などと考える。さらに、金属加工をプロに頼むというのもありだろう、ネットでそういうサービスやってるところないかしら、と、調べてみたら、部品一点からでもつくってくれるというところがある。自転車のパーツなど・・・なんて書いてあって、期待通り、値段は張るだろうが・・・

補助輪だけホームセンターで買っておいて、自転車の到着を待つ。さて、ご本人は気に入ってくれるか・・・

来た! 息子も興奮の様子。補助輪は難なくつく。そして走りに行った!

はじめ、ペダルを逆こぎにすると後輪に制動がかかる「コースターブレーキ」にとまどっていたものの、三輪車でペダルというものに慣れていたせいか、あっという間に乗り回すようになった。もう、こっちは全速力で走らないと追いつけない。下りでも面白がって奇声を上げながらがんがん漕いで行ってしまう。

これからは、私の運動不足もちょっとは解消するかもしれない。


これが買った自転車、LOUIS GARNAEU RENNRAD


ドライブユニットをはずした状態