2005/04/12

愛称について

子供のころは「○○ちゃん」と呼ばれる人が多い。そして○○には、その人の名前がそのまま入らずに短縮されることも多いと思う。私は「よしひろ」という名前だが、子供のころから「よっちゃん」と呼ばれていた。

中学生のころ、友達がその母親に「○○ちゃん」と呼ばれているのを聞いて、「こりゃいかん(子供っぽく聞こえる)」と感じて、自分の両親に「よしひろ」と呼ぶようにと指示した。 その指示は直ちに実行にうつされ、指示の効果および両親の対応性には満足であった。が、私の両親は「し」と「ひ」の発音の「言分け具合」がいまいち(父:群馬県北部山沿い出身、母:八戸生まれ夕張育ち)なので「よししろ」という発音になり、呼びかけるときにはさらになまって「よしろー」のようになってしまった。私自身は「し」と「ひ」の言分けのあいまいな地域に生まれ育っていたのでその部分に関して無頓着であったが、私の妻がはじめて私の実家に行った時には、自分の息子を変な風に呼ぶ家だなと思ったそうだ。

子供が生まれると、最初の難問が名付けである。

上のような経験、および妻の意向もあって、「○○ちゃん」とは呼ばない・呼ばれない、名前そのもので呼んでもらえるような名付けがしたいと考えていた。また普段の呼び方も名前そのもので呼ぶようにしていた。長男のケースではほぼ100%それが実現されている。実現のために、長男の祖父母(私と妻の両親)や叔父叔母(私と妻の弟・妹)に対して、お七夜(命名日)のお祝いの席で、『「○○(短縮名)ちゃん」形式愛称禁止令』も発した。(しかし、保育園などでは「○○(短縮名)ちゃん」と呼ばれたりしているが。)

最近、長女が生まれた。名前そのものでストレートに呼ぶ形式は、まだ定着していない。女の子だからだろうか? 「○○(短縮名)ちゃん」形式を使ってしまうことが多いように思う。

※これは、mixiのコミュニティ「よしひろ」への投稿記事を改変したものである。