2005/01/03

大晦日、雪中ドライブ

毎年、大晦日に帰省し、実家で正月気分を味わい、2日に帰ってくる、というパターンを繰り返している。実家は群馬県北部山沿い。今回の年末年始も同じパターンだった。が、例年との違いは、雪である。

すでに、29日ころから大晦日は雪になるとの予報がでていた。東京でも5センチほどの積雪があるらしい。車は7月に買ったので、スタッドレスやチェーンの準備もしていない。チェーンを履く気はしないので、スタッドレスを買うことにすべきか、本当にそこまで必要なほど雪が降るのか、ちょっと考えたものの、いずれ必要になるので、30日に急遽買うことにした。
アルミホイールとのセット品にして10万ほど。安くはないのだが、205-55でこの値段におさまるとは以前に比べると安くなったのかなと、勝手に納得した。

大晦日、11時ころ自宅を出発。環八はそれほど混んでいなかったが、すでに雪はちらつき始めていた。三芳PAで休憩するのがパターン。若干の積雪あり。北上するにしたがってどんどん積雪量は増え、嵐山以北はチェーン規制となった。途中チェーン装着を促すレーン規制もあり、進度は遅い。渋滞中ではトイレにも行けないので、いつもより頻繁にトイレ休憩。寄居PAにも止まる。いつもは高速で通過する本庄児玉IC付近をのろのろすすんでいると、息子が「変なおうちがあるよー」といままではきっと気づかなかったのかもしれない建物を指摘するなど、普段と違う速度を変に楽しみつつすすむ。その後、全車上里SAに入れて検問。この辺りではすでに10センチほど積もっていた。そこから、追い越し車線を爆走して他車を抜きまくる。前橋付近で、日暮れて真っ暗になる。追い越し車線での爆走は続くが、前方の4台ほどのテールランプにどうしても追いつけない。駒寄PA付近でやっと追いついき、1台1台かわしていったところ、レガシィとインプレッサが2台づつだった。
その後も追い越し車線をどんどんすすみ、普段にはない変な優越感と緊張感につつまれながら、沼田についた。異様に疲れた。

スタッドレス緊急購入がなかったら、きっとたどり着けなかっただろう。

今年は、10月に蓼科に行ったときも台風直撃中のドライブだったが、悪天候下の運転は印象にのこるものである。