2004/12/30

読経好きな息子はまだ2歳

息子は2歳と11ヶ月である。読経が好きなのかもしれないと思った。

わたしがパソコンをいじっていると、息子がくるまを見たいと言い出した。「パソコン=車の画像が見られるもの」という関連付けがなされているようだ。
# そういう関連付けを植えつけたのもわたしであるが。
わたしは毎回おなじような画面を見せるのも飽きてきたので気がすすまなかったのだが、妻が「子供が見て面白そうなものを見せれば」というので、NHKの学校放送オンラインのページに飛んだ。
# わたしは教育テレビ好きである。ついでに放送大学もけっこうおもしろい。

いろいろ見ているうちに、「ドレミノテレビ」のページに行き着いた。この一番組のページだけでもなかなか情報が多いのだが、その中から偶然、「おぼうさんの歌」というのをみつけた。
子供向けの童謡ではなく、本物の僧侶が独特の歌「声明(しょうみょう)」をプレイ?している。ムービーで紹介されている。

ほとんどわたしの興味から再生したのだが、息子が何度も何度も繰り返し再生を要求した。しばらくして、まったく別のページに飛んでいたのだが、またも息子が「おぼうさんの見たい」と言う。かなり気に入ったらしい。

この1年、わたしの祖母の葬儀、初七日、四十九日、新盆、一周忌、というふうに合計5回、読経をライブで聴いている。息子は全5回とも、ぐずらず眠らずおとなしく聴いていた。
好きなのか、落ち着くのか、音以外の何かに興味があるのか。

ちなみに、息子の名前はおぼうさん向きである。うちのおぼうさん(上記5回の法要をやっていただいた方)に、はじめて名前を教えたときは「将来はおぼうさんだな」と言ってたっけ。